やりたいのに行動できないのは葛藤があるから
何かをしたいのに、行動できない、というのはよくあります。
例えば、
いい高校、いい大学に入りたいのに、勉強はしない
スポーツの大会で優勝したいのに苦しい猛練習ができない
あ時間を有効につかいたいのに、つい、漫画やゲームで無駄に時間を使ってしまう
給料を上げたいのに、上司に反抗して人事評価を下げられ、給料が上がらない
などなど
これらは、価値観が一貫していないために起こります。
例えば、いい高校、いい大学に入りたいのに勉強できない、という場合、勉強することで得られるメリットと、勉強しないことで得られるメリットが相反している可能性があります。
勉強すれば、いい高校、いい大学に入れますが、勉強するために、それまで楽しく過ごしていた時間が取れなくなる、というデメリットがあったとします。
すると、そのデメリットを受け入れてまで勉強する気になれない、ということになります。
その場合は、勉強するメリットと、デメリットを両立できる方法を考えます。
この部分は、意識で考えるよりも、無意識レベルで考えるのがよいです。
つまり、自分の潜在意識にお互いを成り立たせる方法を考えてもらいます。
すると、例えば、勉強が一区切りついたら、楽しく過ごす時間も取る、とすれば、両立可能だな、などと気づきます。
そうすれば、迷いなく、勉強に集中できます。
そのように、やりたいのにやれない、という場合は、やりたいことのメリットと、やらないことのメリットが矛盾して葛藤を起こすからできないわけです。ですから、この葛藤を解消してやれば何の問題もなく一直線に問題解決の道を進めます。